Company

品質へのこだわり

私たちアサヒシューズが、安全・安心のために、取り組んでいることをご紹介します。

製品の設計開発から納品後まで、品質管理を厳密に維持・管理し、高品質にこだわり続けます。

130年以上の歴史の中で培ってきた「ものづくり」へのこだわりと、無二の製靴技術でこれからも日本製にこだわり、また自分たちにしかできないものづくりへの思いを胸に、靴を提供するだけではなく、すべての工程・商品に責任を持って提供します。独自の在庫管理基準で品質を一定に保っています。

製造・保管、注文、出荷、アフターフォローまで責任を持って提供します。

「アサヒ品質」製品づくりは、自分たちの「手で」「目で」確かめています。

日本製にこだわり、また自分たちにしかできないものづくりへの思いを胸に、さまざまな靴を生産している私たちですが、生産工程の見直しや改善、出来上がった製品の耐久性や品質を厳しくチェックする機能にも同じように力を注いでいます。各工程で起こる小さな不具合やロスを、現場のスタッフたちが自ら工夫し改善する活動や、各素材(ゴムや皮革、布など)の研究や検討を行う技術部門の強化、生産に伴う環境配慮への取り組み、品質を高めながらの省力化や自動化への推進など、多角的なアプローチを進めています。これらもすべて自社内に部門を置き、地道な耐性試験や素材の物性試験等も続けています。

製品検査、素材メーカー、商品開発、素材検査などすべて自社内に部門を置いています。

商品開発時には様々な素材の各種試験を行っています。

屈曲試験

靴は何度も繰り返し着用し歩行するものです。歩行時には靴全体に力が加わり耐久性が低いと簡単に亀裂、ヒビが入ってしまいます。屈曲試験では部材単品での試験と靴完成状態で歩行時と同じ動作を試験し、耐久性に問題が無いか確認しています。

引張試験

試験する素材を上下に引張り、破断時の力や一定伸び時での力を計測します。試験結果はグラフで表示され、素材の強度を測定します。基準値を下回る結果の場合その素材は不採用となります。同じ生地でも複数の方向から引張強さを試験します。

耐候試験

屋外で使用される靴は紫外線、雨など自然現象に常にさらされています。これらに対する耐久性を試験します。専用の機械に靴の素材をセットし、紫外線と水をかけ、自然環境に近い状態を作り、色落ち、外観状態を評価します。

耐老化試験

自然現象にさらされる靴は温度変化の影響をうけます。耐老化試験では靴を温熱が発生する試験機に一定時間入れ、熱を加え靴に変化が見られないか試験します。一般的に高温な程、劣化が早く進行します。

摩擦堅牢試験

色のついた素材が他の素材と摺れた時に色移りしないかを試験します。試験機上部に白い布をセットし素材と摺り合せます。指定回数摺り合せた後、白い布への色移り状態と素材表面状態を確認します。

撥水試験

素材に水をかけ、素材が湿潤しないか確認する試験です。布をピンと張り、試験素材の角度及び、指定量の水をかけ評価します。

ものづくり

目が届く、手が届く、気持ちが行き届くことを追求しています。

例えば、アサヒを代表するブランド「快歩主義」は、体重移動をコントロールして歩行をサポートするという、全く新しいテーマをカタチにした画期的な靴です。しかし、この機能を実現するための靴製造には微妙な手作業やコントロールが求められます。それを製品化するためには、一つひとつの工程の地道な改善や工程間の連携、そして何より一貫して「良い靴をつくる」という共通する想いが不可欠でした。小さなパーツ一つにも細かく目を配って、何か不具合があればすぐに手を動かして対応し、すべてに気持ちを込めて作り上げています。

履き心地と快適さのために、
あえて手のかかる製法を貫いています。

国内では希少となっているバルカナイズ製法を継続し、磨き続けています。これはゴムの靴底と縫製したアッパーを接合した後、100℃を超える加硫缶で圧力と熱を加える製造方法。ゴム底の強度や弾性を引き出し、靴としての一体感を高めると共に、型崩れがし難く、足にしっくりと馴染むことが特色ですが、熟練の手技が必要な工程が少なくないため、今では行っている工場は数えるほどしかありません。